科目 医学概論(人間生物学総論)(Outline of Medicine) 担当教員 西 堀 眞 弘
【1】授業目的 この講義の目的は、臨床検査技師に必要な医学的知識を包括的に教授することにある。すなわち医学の哲学、倫理、歴史を中心とした狭義の医学概論に加えて、臨床医学総論および臨床病理学総論を含めて講義する。 【2】授業内容 前期 1.医学概論および臨床医学総論 2.循環器疾患 3.呼吸器疾患 4.消化管疾患 5.肝・胆・膵疾患 6.腎泌尿器疾患 7.感染症 8.悪性新生物 9.代謝性疾患 10.血液疾患 11.内分泌疾患 12.アレルギー疾患 13.膠原病 14.神経・筋疾患 15.精神疾患 16.中毒 *講義内容は臨床検査医学的立場から、基本的な疾患の病因・病態を理解し、臨床検査との関連を把握することに重点をおく。 【3】教科書・参考書 ○講義プリント(全講義分を事前に一括配布) (図を除いてhttp://mn.umin.ac.jp/education.htmlにも掲載、 ただし講義開始前には前年度の内容のみ閲覧可能) ○参考書 臨床検査薬情報担当者 研修テキストII 解剖・生理・臨床病理学 臨床検査学 (河合忠監修、薬事日報社) 解剖学アトラス(越智淳三訳、文光堂) 免疫学イラストレイテッド(多田富雄監訳、南江堂) 【4】評価方法 ・講義終了後、前期試験期間中に筆記試験を行う。出題範囲は講義プリントの内容とする。 【5】その他 ・臨床検査技師国家試験受験資格を得ようとする者には必須科目である。 ・講義は配布するプリントに沿って進めるが、時間数の割に内容が膨大であるので、必要に応じて上記参考書などで自主学習する必要がある。 |