2002年度総合診断実習 感染症診断総論 プリント
- 感染症
- 病原体が病因となって発症する疾患の総称
- 病原体が存在しなければ発症せず、病原体を取り除けば完全に治癒する
- 感染経路(空気感染、飛沫感染、経口感染、接触感染、血液感染、媒介動物)を断てば完全に予防できる
- 但し「病原体の存在=感染症」ではない
- 一過性に存在するのみで定着、増殖しない場合→通過菌
- 定着、増殖するが病原性を持たない場合
- 病原性を持つことがある生物→保菌
- 病原性を全く持たない生物→常在
- 定着、増殖し病原性を持つ場合→感染
- 人体に存在する微生物の大部分は無害で、病原性を持つものはごく僅かである
- 同じ病原体でも、被感染者の免疫力によって発症の有無、経過や予後は全く異なる
- 感染症の診療
- 病原体への対策
- 患者の免疫力への対策
- 感染経路の遮断
- 感染症の診断学
- 病原体の診断学→(a)
- 総論
- 各論(寄生虫・真菌・細菌・リケッチア・クラミジア・ウイルス・プリオン)
- ヒトの免疫状態の評価→(b)
- 症候性の免疫不全
- 医原性の免疫不全
- 病原体特異的な免疫力の評価
- 全身状態と免疫力の評価
- 院内感染対策あるいは防疫に特有の検査→(c)
- 感染症診療における診断行為
- 感染症かどうかを確かめる診断
- 病原体の検索…………………(a)
- 患者の免疫状態の評価………(b)
- 治療方針を決めるための診断
- 病原体の評価・感受性試験…(a)
- 患者の免疫状態の評価………(b)
- 感染の拡大を防ぐ診断
- 病原体の感染力の評価………(a)
- 患者の病原体伝播力の評価…(b)
- 被感染者の免疫力の評価……(b)
- 感染ルートの追究……………(c)
- 参考ホームページ
- 教育用資料のページ(西堀担当分野の全てのシラバス及びプリント類のダウンロードが可能)→http://mn.umin.ac.jp/education.html
- 形態検査インターネットサーベイ研究班のページ→http://survey.umin.ac.jp/
- 佐賀医大感染症情報室→http://www.icl.hsp.saga-med.ac.jp/
- 抗菌薬インターネットブック→http://www.aceart.co.jp/
- 臨床検査のページ→http://clin-lab.umin.ac.jp/
- アンケート(これをもとに木曜日の最後にディスカッションを行う)
- 次の中からひとつ選択
- とても分かりやすかった…(1)
- まあ分かりやすかった……(2)
- どちらとも言えない………(3)
- 分かりにくかった…………(4)
- とても分かりにくかった…(5)
- 次の中からひとつ選択
- とてもためになった………(ア)
- まあためになった…………(イ)
- どちらとも言えない………(ウ)
- あまりためにならなかった(エ)
- 全くためにならなかった…(オ)
- 良かった点、悪かった点をそれぞれ具体的にひとつ以上列挙